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2010年05月 アーカイブ

エベレストが高くなった理由

世界の最高峰エベレスト(チベット語名チョモランマ)の標高は、これまで8848メートルとされていました。

ところが、アメリカの全米地理学協会本部は、実際の標高はさらに2メートル高くて、8850メートルだと発表。

事実上の"世界標準"とされる同協会作成の地図にも、この標高が採用されました。

一方、中国側は再測定を予定していると発表しています。

その結果しだいでは、世界的にエベレストの標高は8850メートルということになりそうです。

いきなり2メートルも高くなったのには、2つの理由があります。

まず1つは、測定技術の進歩で、より正確に標高が測定できるようになったから。

これまでの標高は、1954年、インドがエベレスト周辺12カ所で測定、結果を平均したものでした。

しかし、最近は、全地球測位システム(GPS)というハイテクが使われています。

これを使えば、地球上の位置をきわめて正確に測定できるようになったのです。

続く・・・

yama.JPG

エベレストが高くなった理由 その2

エベレストの公式標高が高くなったもう1つの理由。

それは、エベレスト自体が地殻活動によって今も、毎年数ミリずつ"成長"していることもありそうです。

もともとエベレストを含むヒマラヤ山脈は、インド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかったとき、ユーラシア大陸の地殻がインド亜大陸に乗り上げる形で盛り上がってつくられたもの。

この地殻活動がいまも続いていて、現在は、インド亜大陸がユーラシア大陸にもぐり込む形で北上を続けています。

そのため、ヒマラヤ山脈はいまも押し上げられていて、エベレストも少しずつ高くなっているのです。

実際GPSによる精密測定でも、エベレストは、毎年約6センチずつ北東へ動いているといいます。

ということは、エベレストは、少しずつ日本列島に向かって進んでいることになりますよね。

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